開所時(2011年4月)からのメンバー。現在は小さなたね(18歳未満のお子さんをお預かりする施設)で介護主任として勤務。子どもたちの表情の変化がとても嬉しく、ニコッと微笑んでくれるようなことが、ちょっとでもあるとすごく励みになるという。
入所のきっかけを教えてください
もともとは小さな福祉作業所でパートとして働いていたのですが、
その後、知り合うこととなる所長(水野さん)から一緒に働きませんか?と直接お声かけをいただきました!
その時にいただいたお話は、小さなたねの前身の「特別支援学校の立ち上げ」という新しい事業に関するお話だったのですが。(笑)その後、小さなたねとして新しくスタートを切る際にもお声かけをいただけて、現在へと続いています。
職員間のコミュニケーションは、どんな雰囲気ですか
現場では看護職員と介護職員がペアで、声をかけあって連携を深めています。
例えば、お子さんごとに薬を飲む時間等があらかじめ決まっているのですが、
そんな医療的なケアの部分は、看護職員がきっちり管理しています。
その時間にあわせて介護職員は、「抱っこして絵本の読み聞かせをしても良いですかー??」等、お子さんの体勢を気にかけた上での声かけ等を行っています。
お子さんは1人ひとり担当制で、日替わりで担当を代えていきます。それは、職員の誰もがその子の担当をできるようになるためです。こうして職員各々の経験をつみあげていきます。
そのため職員間での連絡事項の共有等、コミュニケーションはやっぱり大切ですね。
「楽しいことが好き」「楽しむことが好き」というメンバーに恵まれて、毎日にぎやか、笑顔がたくさん溢れる職場です。
職場の自慢を聞かせてください
お子さん1人ひとりの接し方は違うのですが、「より楽に過ごしてもらう」 ということを意識しています。
バギーから寝かせるときのポジショニング、体が少しかたくなっていると感じた時にはクッションの置き方を工夫してみるなどです。
また、子どもたちは1人になるのが寂しいようで、気持ち的な部分で寂しさを感じることがないよう、その都度「声かけ」を行なうことも意識しています。
それから、現場で働いている介護スタッフは全員介護福祉士の資格を持っていますが、資格を持っていないと働けないというような決まりは特にありません。スタッフの大半が資格取得者だからこそ、逆に不安なところをしっかりカバーできるという強みもあります。
未経験からスタートという方も、一から丁寧にサポートしますのでどうぞご安心ください。